「生きる目的が欲しい!」「けど、生きる目的が見つからない!」と思うことってありますよね。

 

そんなとき、例にしたい人生とはどういうものでしょうか?

 

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人生の目的とは何か?

 

人生の目的とは何か……。

 

子供の頃は考えたこともない話だと思いますが、大人になるとそんなことを思うようになります。

 

早い人は、思春期から人生の目的について深く考えるようになるでしょう。

 

『人生の目的』とは、突き詰めていえば『生きる目的や目標』のことを指します。

 

人生100年時代が構成されつつある現在、その意味を漠然とでも考えておかないと、「自分は何を楽しみに生きているんだろう……」と思いながら人生を終えてしまうかもしれないのです。

 

このことについては、『人生の意味』にも通じるものがあるかもしれませんね。

 

『人生の意味とは何か?』という疑問については、こちらの記事で解説しています▼

人生の意味とは何か?

 

さて、『人生の目的とは何か?』を知るためには、「どうして人生の目的がないといけないの?」を整理しておく必要があるでしょう。

 

これは、テスト勉強を例に考えると分かりやすいかもしれません。

 

先生にテストが出る範囲を教えてもらうことで、僕たちはその範囲を集中的に勉強し、テスト当日に挑むはずです。

 

では、そのテストがなかったらどうでしょうか?

 

僕たちは何のために勉強するのか分からないため、授業を受けていても覚える気にならないと思います。

 

人間は目的がなければモチベーションが上がらないどころか、行動する気も起きないのです。

 

つまり、『人生の目的』とは、狭義の意味でいえば明日を生きていくための道しるべということになります。

 

こう捉えることができれば、『人生の目的』=『生きる目的』だと理解できるはずです。

 

『人生の目的』がない人間は、明日を生きていくことも難しくなります。

 

広義の意味でいえば人生を生きていくための道しるべとなりますので、それがない状態で生活し続けるのは辛いのです。

 

生きる目的が分からないから生きる目的が欲しい

 

生きる目的が必要なのは理解できたと思います。

 

だからといって、生きる目的がすぐに見つかることはありません。

 

すぐに見つかるなら、そもそも生きる目的に悩んでいないからです。

 

生きる目的が分からないから、僕たちは生きる目的が欲しいのです。

 

生きる目的を探す人は、大きく分けると2種類になります。

 

1つは、『生きる目的』という題材が漠然としており、何を目標にして良いのか分からない人。

 

もう1つは、生きる目的にしたいものはあるけど、それは手が届かないものであり、代わりに身の回りにあるものから選ぶしかない人。

 

後者の問題を解決する方法は諦めずに手が届かないものにチャレンジすることです。

 

この長い人生において、手が届かないもののほうが少ないです。

 

事故のせいで体を壊してスポーツができなくなったのなら仕方がありませんが、それ以外のケースだと努力が足りていないことが多いです。

 

諦めることは簡単ですが、それに見合うものを探しても、心のどこかでは本当にやりたいことが過ってしまいます。

 

それでは、生きる目的を見失いがちです。

 

それなら、苦しくても努力を続けていたほうが、よっぽど生きる目的になるはずです。

 

さて、本当に問題なのは、『生きる目的という題材が漠然としており、何を目標にして良いのか分からない人』です。

 

こういう人は、今の人生がどうもしっくりこない……もしくは、変えたいと思っている不満をどうやって克服すれば良いか分からない状態となります。

 

このような場合、考えているだけでは、なかなか生きる目的が思い浮かばないと思います。

 

解決するためには、例にしたい人生を思い浮かべたほうがうまくいくでしょう。

 

生きる目的が見つからないときに例にしたい人生

 

生きる目的が欲しいなら、どんな人生を送りたいのかをイメージすることが大切です。

 

幸せな家庭を持つ人生に憧れているなら、生きる目的を恋愛に向ける必要があります。

 

自由な時間を持つ人生に憧れているなら、生きる目的を趣味に向ける必要があります。

 

まずは、自分がどんなものに興味を持っているのかを考え、その例えになりそうな人生を探してみると良いです。

 

具体的な理想を持つことで、生きる目的を明確にすることができます。

 

しかし、それでも生きる目的を見つけられない人があります。

 

それは、『悩みが漠然としている(生きる目的が必要なのかも分からない)』『どんな行動を取れば、生きる目的が見つかるのか分からない』からです。

 

そういう場合は、反面教師の人生を想像すると良いかもしれません。

 

つまり、後悔するような人生を送らないようにすれば、生きる目的を探す必要もなくなるというわけです。

 

生きる目的が欲しいのは、今の状態に不満を持っているからです。

 

後悔がない人生を目指すことは、生きる目的を達成することでもあるのです。

 

多くの人が人生で後悔した内容をランキング形式でまとめていますので、まずはチェックしてみると良いでしょう▼

人生で後悔したランキング

 

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まとめ

生きる目的を考えるようになるのは、もしかすると不幸なことかもしれませんね。

 

これは『人生の意味とは何か?』の記事でも解説していますが、本来は生き続けることが人生の目的だと思います。

 

ですが、人間は憧れを抱く生き物なので、自分の人生にないものを追い求めてしまいます。

 

自分の境遇が不幸だと思ってしまうのは、やはり人生をイージーモードで送っている人がいるからでしょう。

 

しかし、人生をイージーモードにする方法はあります。

 

そのことについては、こちらの記事で紹介しています▼

人生をイージーモードにする方法

 

考え方1つで、自分の人生は180度変わります。これは、生きる目的でも同じことです。

 

どうして生きる目的が必要なのか、今の境遇の中に幸せは本当にないのか……。まずは、そこから考えたほうが良いでしょう。

 

生きる目的とは、ときに身近にあるものなのです。

 

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