『人生には坂がある。上り坂 下り坂 そして 突然やってくるまさかの坂』という言葉があります。
これは誰の言葉なのか、どういった意味があるのかを紹介します。
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人生の上り坂、下り坂、まさかの意味は?
スピーチでも『人生には坂がある。上り坂 下り坂 そして 突然やってくるまさかの坂』と使われることがあります。
では、人生の上り坂、下り坂、まさかの意味とはどういうものなのでしょうか?
これは、景気に例えると分かりやすいです。
人生の上り坂は、向上していることを意味します。
恋人ができたり、会社で出世したり、宝くじで当選したりすると、人生の上り坂となります。
反対に、人生の下り坂は低下していることを意味します。
恋人と別れたり、会社でリストラされたり、お金が底を尽いたりすると、人生の下り坂となります。
最後に、人生のまさかは予期せぬ事態を意味します。
想定していない事態ですので、これは好転の場合でも転落の場合でも使うことができます。
『まさか』は、付き合えるはずがないと思っていた異性と付き合うことができれば好転の意味となりますし、結婚を約束していたパートナーに浮気されてしまうと転落の意味になります。
つまり、『人生には坂がある。上り坂 下り坂 そして 突然やってくるまさかの坂』とは、『人生は良いことも悪いことも突然やってくる』という意味なのです。
だからこそ、今の状況に満足しているときは『油断してはならない』、今の状況が苦しいと思っているときは『好転するまで辛抱しなさい』というメッセージが込められていると解釈できますね。
人生の上り坂、下り坂、まさかは誰の言葉?
NHKテレビ大河ドラマ『毛利元就』でも使われた名言『人生には坂がある。上り坂 下り坂 そして 突然やってくるまさかの坂』。
元内閣総理大臣の小泉純一郎さんも使っていましたが、この人生の上り坂、下り坂、まさかは誰の言葉なのでしょうか?
実は、誰の言葉かは定かとなっていません。
ただし、そのヒントは隠されていました。
この考え方は、仏教の教えに通じるものがあるのです。
仏教の教えについては、こちらをご覧ください▼
人生の修行は魂を成長させることが目的【仏教の考え方で生き方を学ぶ】
【人生に意味はない 若者よ好きにしろ】仏教にも通じる言葉の意味
人生は苦行?仏教でも希望を見いだせないときに知って欲しい考え方
そのため、この考え方は瀬戸内寂聴さんの教えの中でも登場してきますし、多くのお坊さんたちも例え話で使っているようです。
なので、『人生には坂がある。上り坂 下り坂 そして 突然やってくるまさかの坂』のルーツは、仏教の教えであると言えそうですね。
もし、この言葉が仏教の教えだとするならば、上り坂と下り坂の考え方に深い意味があるといえます。
上り坂と下り坂の考え方について
人生の上り坂、下り坂、まさかで登場する『上り坂』と『下り坂』。
さきほどの意味が正解なのですが、その解釈に違和感を持った方もいたのではないでしょうか?
「本当の坂なら、上り坂より下り坂のほうが楽なのに……」
この考え方も、正解だと思います。
つまり、人生で起こる出来事の是非を決めるのは他人ではなくあなたということです。
例え、仕事がうまくいかない状況だとしても、成功したあとには「あの下り坂がなかったら、今の人生はなかったな」とポジティブに考えることができます。
つまり、下がったからこそ、上がる方法を真剣に考えることができたわけです。それなら、どちらも意味のある坂だったといえるでしょう。
本来、人生に坂などありません。生きている人間が勝手に難易度を決め、坂を作り出しているのです。
そう考えると、どんな道も1本に見えてくるはずです。逃げずに進むことができれば、『まさか』がやってきたときも柔軟に対応することができます。
もちろん、次のステージにステップアップするためには、上がり方を覚えておく必要もあります▼
人生の再スタートと年齢の関係性【30歳以上でも後悔しない方法あり】
正しい知識を身につけていれば、どんな坂が現れたとしても、人生をうまく生き抜くことができるでしょう。
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まとめ
『人生には坂がある。上り坂 下り坂 そして 突然やってくるまさかの坂』とは、よく言ったものです。
人生は何が起こるか分かりません。だからといって、その場に立ち止まっていても状況は変化しません。
人生の上り坂、下り坂、まさかの意味を覚えておけば、どんな道でも迷うことなく進むことができるでしょう。
しかし、どんな選択でも完璧な結果はありません。ときには「間違えた!」と悔やむこともあります。
そういうときはどう対処すれば良いのかも、しっかりと覚えておきましょう▼
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