「人生の意味が分からない」
「偉人たちの言葉を聞いてもピンとこない」
こういった疑問にお答えします。
『人生』を語ると、どうしても哲学的な話ばかりが登場してしまい、「何を言っているのかわからない」「具体的にどういう意味?」と首を傾げてしまうことがあります。
実は、人生の意味を知るのはとても簡単です。
世界で大ブレイクしたポケモンGOをプレイするだけで丸分かりだからです。
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何故、偉人たちの言葉ではなく、『ポケモンGO』なのか?
普段、どうやって人生の意味を調べているでしょうか?
恐らく、哲学者といった偉人たちの言葉から学ぼうとしているのではないでしょうか?
確かに、偉人たちの言葉は重みが深く、考えさせられることが多いですね。
しかし、偉人の言葉を知っただけであなたの悩みは綺麗さっぱり解決できたでしょうか?
きっと、答えはNOだと思います。
もちろん、偉人たちの言葉を理解し、明日の活力にできる人もいます。
ですが、大半の人は「ん?」と疑問に思ったはずです。
何故なら、彼らの言葉は客観的にみて正しいものであり、個々の悩みに精通しているとは言いづらいからです。
例えば、哲学者・アリストテレスの名言が有名ですね。
『生きてる意味は幸せになることだ』
確かに、素晴らしい解答だと思います。これは客観的にみて、正しい答えだといえるでしょう。
しかし、本当に人生の意味を知りたい人は何が幸せかも分からないはずです。
なので、偉人たちの言葉は現代人すべての悩みを解決できるわけではないということです。
偉人たちの名言メリット
- 客観的な正しい答えが知れる
- 長いスパンで考えると悩みを解決できる
偉人たちの名言デメリット
- 個々の悩みすべてに対応できるわけではない
- 即効性があるわけではない
偉人たちの名言には、こういった良し悪しがあるわけですね。
そこでオススメしたいのが、ポケモンGOで人生の意味を理解することです。
ポケモンGOは、スマホでプレイできるゲームアプリです。
仮想世界ではありますが、主人公が歩くフィールドはグーグルマップと連動しているため、自分が住んでいる町が舞台となります。
そして、位置情報を使ってプレイするため、出現するポケモン、道具をゲットできるポケストップ、バトルが楽しめるジムなどは、そのポイントまで移動しなければ行うことができません。
つまり、仮想世界でありながら、現実世界の人と出会う可能性があるということです。
これは、ポケモンGOという媒体を通して作られたコミュニティといえるでしょう。
だからこそ、仮想世界の中で起こっているはずなのに、人間の感情がリアルに伝わってくるのです。
では、実際にどういった仕組みでポケモンGOと人生の意味が関わってくるのか、掘り下げていきます。
人生の意味はポケモンGOをプレイすれば丸分かり
ポケモンGOをプレイするほど、人生において何が必要なのか、何を優先すべきなのかが見えてきます。
さきほども紹介した通り、ポケモンGOは位置情報を使ってポケストップやジムを表示させています。
そのため、近くに住んでいるユーザーたちは、そのポイントに集まってきます。
ポケモンGOの位置情報で表示されるもの
- 自分が現在いる場所(グーグルマップ)
- ポケモンが出るポイント(ポケソース)
- ポケストップ(道具)
- ジム(バトル)
なので、いくら仮想世界の出来事とはいえ、必ず誰かとすれ違うことになります。
そして、彼らの心理や感情がダイレクトに伝わるのがジムです。
ジムにスポットを当てれば当てるほど、ポケモンGOの仮想世界が現実世界とリンクしていると思えてきます。
ジムは承認欲求を満たす場所
実は、ジムのシステムは1度作り変えられています。
現在のジムとの違いは、以下の通りです。
旧ジムの特徴
- ジムに乗せられるのは10人まで
- ジムに入るためには名声を上げる必要がある
- 名声を上げる作業は味方チームなら誰でもできる
- 名声を下げるとジムは壊れ、自分のチームの色にできる
新ジムの特徴
- ジムに乗せられるのは6人まで
- 名声が廃止されたため、ジムに寄るだけで入れることができる
- 名声の代わりにやる気(ハート)が導入される
- バトルを仕掛けるとやる気が下がり、自分のチームの色にできる
ここでポイントとなるのは、『名声』から『やる気』に変わった点です。
ポケモンGOをプレイしていない方にはピンとこないかもしれませんが、ジムを破壊する時間だけでいうと5倍は短縮されたといえるでしょう。
つまり、かつては『時間に余裕がある高齢者』『ジムの壊し方を知っている上級者』など、一部のユーザーしかジムを楽しめなかったのです。
これにより、プレイしているユーザーの中で、ある種の優位性が生まれていました。
ポケモンGOでは、ジムに自分のポケモンを配置する際、ユーザー名が表示されます。
そのため、いつもそのジムを味方のチームの色に変えられるユーザーは、周りのユーザーから認知されるわけです。
そして、ジムを制圧している本人たちも心のどこかで「ジムを壊すのは、トレーナーレベルが高い自分にしかできないこと」「この町内は自分が守っている」といった使命感ような感情に突き動かされています。
これは、現実世界に置き換えると承認欲求(自己顕示欲)と捉えることができます。
承認欲求とは、『コミュニティの中で、価値ある存在として認められたい』という欲求のことです。
人間は知らず知らず、こういった心理が働いているのです。
そして、それはレイドバトルが導入されたあとでは顕著に見られるようになります。
レイドバトルの導入で仮想から現実世界を意識し始める
新ジムに変更されて程なくしたあと、レイドバトルが導入されました。
レイドバトルとは、ジムの機能を一時的にストップさせ、代わりにボスポケモンと戦えるバトルのことです。
このボスポケモンは強力であり、1人や2人では太刀打ちできません。
倒すためには、少なくとも4人以上のユーザーが協力してバトルに挑む必要があります。
そこで、ユーザーたちはボスポケモンが出現するジムに集まり、知らぬ相手と協力してバトルするようになりました。
これにより、ポケモンGOは仮想世界から現実世界のコミュニティへと変化していったのです。
LINEを交換し合い、レイドバトルがあれば一緒にプレイするようになっていきます。
仲良くなっていくと、それはジムバトルにも影響を与えました。
一緒にレイドバトルをしているユーザーがジムに入っていると、「ここは壊せないな」といった感情が芽生え始めるのです。
現実世界で関りを持つようになったので、『壊した』『壊さない』でモメることもあるからです。
逆に、色が同じユーザーとは共に行動し、ジムバトルを楽しむようにもなりました。
つまり、レイドバトル導入後は『共存』がより濃くなっていったわけです。
人間には、「自分はコミュニティの一員だ」という欲求(所属と愛の欲求)を持っていますので、共存することでその気持ちがより強くなってきます。
そして、ここに『生きてる意味は幸せになることだ』というアリストテレスの名言の意味が隠れているのです。
幸せとは欲求を満たすこと
幸せとは、端的にいってしまえば欲求を満たすことです。
人間の欲求と聞いて思い出すのは、食欲や睡眠といった生理的な欲求ですね。
しかし、人間には他者に認められたいという欲求もあるのです。
つまり、自分がコミュニティの一員となり、そこで認められたいという欲求が隠れているわけです。
ほとんどの人間は、コミュニティから抜け出そうとは思いません。そこにある幸せが欲しいからです。
恋愛1つにしても、コミュニティの中でなければ出会うことすらできません。
幸せになることに人生の意味を見つける場合、『他者に認められたいという欲求』は答えそのものだといえるでしょう。
そう考えると、疑似社会ともいえるポケモンGOは、人生の意味を学ぶには最適なツールだといえるのです。
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まとめ
『人生』には、色々な解釈があっていいと思います。
人生の意味を哲学者の言葉で考えるのも良いですし、親の背中で学ぶのも良いです。
ただし、人間の幸せとは欲求を満たすことです。
コミュニティに所属し、そこで認められることも確かな欲求となります。
それを知りたいなら、ポケモンGO以上に最適なツールはないといえるでしょう。
なお、人生についてはこちらでも深堀していますので、興味がある方はチェックしてみてください▼
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