あなたの人生は『浮き沈みの激しい人生』ですか? それとも、『浮き沈みのない人生』ですか?
人間とはおかしなもので、変動が激しい人生だと「何もないことが幸せ」と思うようになります。
反対に、変わり映えのない人生を送っていると「退屈だ、何か面白いことはないかな」と刺激を求めてしまいます。
では、どちらのほうが人生としては得なのでしょうか?
実は、2つの人生をグラフにするとそれほど変わらないのです。
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『浮き沈みの激しい人生』『浮き沈みのない人生』をグラフにするとそれほど変わらない事実
『浮き沈みの激しい人生』と『浮き沈みのない人生』……。この2つの人生は、まったく逆の生き方だといえるでしょう。
だからこそ、人間は自分の人生にないほうに憧れを抱いてしまいがちです。
しかし、2つの人生はあるポイントだけで考えるとほとんど同じ人生となります。
それはどういうことなのか、2つの人生をグラフで紹介します。
異なる人生なのに変わらない理由
こちらのグラフが『浮き沈みの激しい人生』とします。
A地点からの上昇は、自分が好きだと思っていた異性と付き合うことができたタイミングを表したものです。
確かに、恋愛は人を幸せにするイベントですよね。それが片思いをしていた相手なら、最高の気分といえるでしょう。
しかし、B地点になるとゼロまで戻っています。そうです、失恋してしまったのです。
一緒にいるのが当たり前だと思っていた相手がいなくなってしまう……。これ以上の絶望はありませんね。
その後、再び上昇しています。これは新たなパートナーに恵まれたからであり、その後に結婚することができました。
結婚は人生の大きな節目であり、幸せの絶頂ともいえますね。
しかし、C地点になると再びゼロとなっています。そうです、離婚してしまったのです。
パートナーと築いてきたものがすべて失われたばかりか、財産を半分も持っていかれてしまいます。
こういった人生を送っていたら、『浮き沈みの激しい人生』と例えても良さそうですね。
次に、こちらは『浮き沈みのない人生』を表したグラフとなります。
この人の場合は、まったく恋愛をしてこなかった人生でした。
30代半ば、それを心配した親がお見合い相手を連れてきて、その人と結婚することができます。
もちろん、タイプの顔でもなければ、歳は一回り年上です。けれども、恋愛してこなかった人生の中で、初めて好きだと言ってくれた人物でした。
そんな素敵な人と老後まで一緒にいるわけですが、B地点ではゼロとなります。これは死別を意味します。
どんなに相手を想っていても、最後には必ず別れが訪れるものです。だから、最後にはゼロとなるのです……。
さて、2つの人生をグラフで紹介しましたが、どちらも最後にはゼロで終わっていますね。
これは、人生で手に入れたものは必ず最後には手放さなければならないことを示しています。
この点においては、『浮き沈みの激しい人生』でも『浮き沈みのない人生』でも同じことがいえるのです。
どんなに友達を増やしても、どんなにお金を増やしても、自分が亡くなるときには必ずゼロとなります。
もちろん、失うことで思い出や経験がなくなることはありません。だから、今まで手に入れたものの価値がなくなるわけではありません。
しかし、その判断をするのは生きている人間であることを忘れてはいけません。
だからこそ、現在直面している出来事が『激しい人生』『何もない人生』かは、人によって異なってくるのです。
『激しい人生』『何もない人生』の基準は人によって異なる
『浮き沈みの激しい人生』と『浮き沈みのない人生』に違いがないもう1つの理由は、その出来事が『激しい』か『何もない』かを決めるのは個人の解釈となるからです。
他人にしたらどうでも良いことでも、本人にしてみれば譲れない出来事もありますよね。
だから、この出来事が多いから『激しい人生』とか、この出来事が少ないから『何もない人生』といった感じに振り分けることは困難です。
周りからみれば「つまらない人生送ってるな……」と思われていても、本人が刺激的な毎日だと思っているのなら、それは『激しい人生』だといえるでしょう。
ただし、一般論としての基準は存在します。
それと比べることで、「あ、自分の人生って『何もない人生』なんだ……」と気づかされてしまいます。
逆に、「もう30歳なのに、こんな不安定な生活していて大丈夫かな?」と心配にもなることでしょう。
では、どちらの人生を選ぶべきなのでしょうか?
どちらの人生を選ぶべきなのか?
どちらの人生を選ぶべきなのか……。それはあなたが決めることです。
自分の生き方を貫くことも良いですし、反対の生き方にチャレンジしてみるのも自由です。
ここで考えるべきことがあるとすれば、人生は1度きりということですね。
ぜひ、悔いが残らない選択を取るべきです。
「今の人生はつまらない」と思うのなら、『浮き沈みの激しい人生』に飛び込んでみると良いです。
「もっと安定した人生を送りたい」と思うのなら、『浮き沈みのない人生』を心がけましょう。
もし、人生の決断が怖いと迷いがちなら、選択肢の決め方を覚えておくべきです▼
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まとめ
『浮き沈みの激しい人生』『浮き沈みのない人生』があります。
どちらもグラフにすると、最後にはゼロとなります。だから、どちらかが得をするわけではありません。
ただし、その過程が大事だというのなら、その生き方を目指すべきでしょう。
人生はあっという間に終わります。思いついたときに行動していかないと、あとで後悔しやすいです。
そのことについては、こちらで解説しています▼
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